大阪で快適な暮らしを手に入れる!高断熱住宅を建てるポイント

家づくりを進めていると「断熱」「気密」という言葉をよく目にすると思います。

ですが実際その断熱・気密にどのような効果があるのか。

どれだけの性能があれば満足な生活を送れるのか疑問に思うことがたくさん出てきます。

今回は高断熱住宅のメリット・デメリットや基礎知識、大阪で高断熱住宅を建てる際に気を付けるポイントや目指すべき数値などを解説していきたいと思います。

目次

高断熱住宅のメリット・デメリット

メリット①快適性

冬は外の寒さを遮り、夏は暑さを遮ることで1年中快適に過ごすことができます。

断熱性能の低い家では真冬はスリッパや靴下が必須ですが、しっかりと断熱をしていれば真冬に床暖なしでも素足でフローリングを歩くことができます。

さらに適切な換気計画を行えばエアコン1台で家中の各部屋、廊下での温度ムラがなくなります。

メリット②省エネ・経済性

外気温の影響を受けにくくなることで空調の負荷が減り、毎月の光熱費を抑えることができます。

エアコンの台数、対応畳数(冷暖房能力)も一般的な住宅に比べ抑えられるので建築時のコスト削減になるだけでなく、エアコンは10年前後で交換が必要となりますが、台数が少ない分その際の費用も抑えられるので長期的な目で見てもお得と言えます。

(参考:岡本工務店で建てる住宅では夏は2階のエアコンを1台、冬は1階のエアコンを1台運転すれば、家の中を暖気・冷気が循環し快適に過ごせます。)

近年は火力発電などに使用する燃料の高騰などを受けて電気代の上昇が続いていますので、それに備えるためにも今後は住宅の高断熱化が必須になってくると考えます。

もっとも、関西は原子力発電の割合が高いので今は上昇幅も大きくありませんが、この先どうなるか分かりませんので備えるに越したことはないですね。

下の図は堺市で高気密高断熱の住宅を建てられたお施主様にご協力いただき毎月の電気代を集計したものです。(ご夫婦+お子様1人、太陽光発電設置)

生まれたての赤ちゃんがおられるご家庭なので在宅時間が多く、エアコンは24時間稼働で特に冬場は設定温度も高めで使用されていましたが年間の電気代は84,865円。太陽光発電で日中発電した電気を自家消費した分、37,625円を合わせても年間122,490円、月平均10,207円で、3人世帯の月平均13,157円を下回っています。

メリット③健康

高断熱住宅に住むことは住まう人の健康にも効果があります。

例えば家の中の温度ムラがなくなるので冬場のお風呂場や洗面所などで起こるヒートショックによる事故もなくなります。

なんとこのヒートショックで亡くなる方の数は交通事故のおよそ2倍に及びます。

また、WHO(世界保健機関)は、18℃を下回ると循環器疾患、16℃を下回ると感染症などの発症や転倒、怪我のリスクが高まるため「冬の室内温度を18℃以上」にするよう強く勧告しています。

健康改善率に対する各因子の寄与割合(出典:近畿大学 建築学部 岩前研究室)
高断熱の健康改善効果(出典:近畿大学 建築学部 岩前研究室)

健康改善率に対する各因子の寄与割合の図は、近畿大学岩前研究室が平成14年以降、新築の高断熱・高気密住宅に引越した35,000人を対象に行ってきた健康調査の結果です。

このグラフを見ると各症状の多くで、住宅の高断熱化による効果が「飲酒」や「運動」「喫煙」などの生活習慣による改善率を上回っていることが分かります。

また高断熱の健康改善効果の図からは、より断熱等級の高い住宅に引っ越した方が喘息やアレルギーの症状が改善されることがわかります。

このことから、住宅の断熱性能・気密性能が私たちの健康にとって、いかに大切かが立証されています。

デメリット①

高断熱住宅はそうでない一般的な住宅に比べ建築費用(イニシャルコスト)がかかってしまうというデメリットがあります。

ですが予算が無いから、と高断熱住宅を諦めてしまうと逆に損をしてしまう場合があります。

なぜなら住宅はイニシャルコストだけでなく毎月の電気代やメンテナンス・リフォーム費用などのランニングコストがかかってくるからです。

そこで住宅費用を考える場合はそれらの全てのコストを含めたトータルコストで考えることが大切になってきます。

性能の高い住宅であれば一般的な住宅に比べランニングコストを抑えることが出来るので長期的な視点でいくとお得な住宅と言えます。

断熱性能の基準

断熱性能の基準

意外かもしれませんが日本の断熱性能に関する基準というのは世界的に見てかなり劣っています。

なんとヨーロッパでは上の図の日本で定められている断熱等級の最高等級である「等級7」が最低基準で義務化されています。

日本のお隣の中国・韓国でも一般的な新築住宅は断熱等級6で建てられています。

それに比べ日本はようやく2025年に等級4が最低基準になる程度です。

断熱性能を表すUA値については以下の記事をご覧ください。

大阪で目指すべき断熱性能性能

省エネ地域区分

新地域区分
出典:マグ・イグゾーベル㈱ https://www.isover.co.jp/region-by-climate

私は大阪(省エネ地域区分 6地域)であれば断熱等級6、HEAT20のG2、UA値で言うと0.46以上を推奨しています。

それ以下の断熱性能では快適に過ごすことが難しくなってきます。

家中のエアコンをフル稼働させれば快適な室温を保てるかもしれませんが、それでは毎月のランニングコストが大幅に増えてしまいます。

断熱等級7を目指すとなると断熱材をもっとたくさん入れたり、より性能の高いサッシを入れたりしないといけなくなりますが、そこにかかる費用に対して実際体感出来る部分が少なくコスパが優れていないと感じます。

気密性能も重要

気密性能と断熱性能の関係

計画通りの断熱性能を発揮するためには家の気密性能というのも大事になってきます。

保温性の高い材料を使ったクーラーボックスでも蓋がちゃんと閉まっていなければ、性能を十分に発揮することが出来ません。

家の気密性はC値という数値で表されます。

C値はUA値のように理論上の数値ではなく、機械を使って実際に建てた家で計測をします。↓

上の写真は気密測定を行っている写真です。

C値はこのように現場で計測され実測値で表されるので施工の品質やその会社が気密・断熱に対してどの程度の知見、技術力を持っているかを測る指標になります。

大阪で家づくりをする際は、住宅会社が気密測定を行っているか、C値0.5以下で建てられるかを確認しましょう。

C値0.5以下であれば気密性の高い住宅ということが出来ます。

気密性能について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓

住宅に使用される断熱材の特徴

グラスウールの特徴

グラスウールは安価で高い断熱性能を持つことから日本の住宅では昔から多く使われてきました。
ですが高性能なグラスウールでも高い施工技術がなければせっかくの性能も発揮できず寒さや暑さを防ぐことが出来ません。
グラスウールはボード状の物や吹込みタイプなどがあり繊維の密度K(kg/㎥)によって種類がわけられます。
この密度が高いほど断熱性能が優れています。
施工会社がグラスウールを使用している場合、何Kのグラスウールを使用しているのか、どのような方法で施工しているかを聞いてみましょう。

ネオマフォームの特徴

ネオマフォームの構造は100ミクロン(0.1mm)以下というとていうとても極小な気泡でできています。
さらにこの気泡は小さいだけでなく90%以上が「独立気泡」と呼ばれる密閉された構造になっておりその気泡膜がガスを通しにくい性質を持っています。
こられのおかげで「ネオマフォーム」は発泡ガスをしっかりと閉じ込められるので長期間高い性能を維持することができます。
これまでプラスチック系断熱材にはフロン系のガスが多く使われていて、そのガスは地球環境に悪影響がありました。
しかしネオマフォームは炭化水素でも発泡に成功しフロン系ガスを一切使わないので環境にも優しい材料と言えます。

発泡ウレタンの特徴

発泡ウレタンは形が崩れにくいのが特徴です。
グラスウールは繊維状なので水分を含んでしまうと断熱効果が薄れ、腐食の原因になります。また水分を吸収してしまうと乾いたからといって形がもとに戻るということはありません。
それに比べ発泡ウレタンはもし水分があっても吸収せず長期間変わらず断熱効果をもたらします。

おすすめの断熱材は?

私はネオマフォームをおすすめしています。

理由としては厚み当たりの断熱性能が高いので壁や屋根の中の限られたスペースの中でも必要十分な断熱材を充填できるからです。

またネオマフォームは工場でプレカット(現場にあわせてカット)されてくるので、施工する職人さんによる品質の差が生まれにくく、施工手間も省くことが出来ます。

では他の断熱材ではダメなのか?と言うとそういう訳ではありません。

グラスウールや発泡ウレタンも正しく施工すれば十分な断熱性能を発揮します。

それぞれの施工方法について気になる方は、施工中の現場見学会を行っている住宅会社もありますので、一度現場見学に行って実際の施工風景を見るのも参考になるかもしれません。

まとめ

大阪で高断熱住宅を建てるなら

  • 断熱性能は等級6・HEAT20のG2以上、UA値0.46以下を推奨
  • 気密性能C値は0.5以下
  • 住宅費用はランニングコストも含めたトータルコストで考えることが大切
  • 断熱材はネオマフォームがおすすめ

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